
2021年1月4日に顎変形症手術を受けました。
顎変形症手術後、見た目や機能面での改善はあったものの、下顎の形に違和感を感じています。
期待していたEラインも実現せず、再手術を検討中です。
顎変形症手術後の下顎の問題

Eラインを夢見ていたのに、出来なかった
術後の横顔や正面の顔を見てみると、理想としていたEラインが実現できなかっただけでなく、下顎の途中に段差のような形ができています。
さらに、正面から見ると下顎が長く見えるため、もともと面長な顔がさらに伸びた印象を受けています。

顔が伸びたような気もする
医師に相談したところ、「腫れはすでに引いているため、これ以上大きな変化は見込めない」と言われました。
ただし、自費診療で手術を受けているため、プレート除去手術と同時に下顎の形を整える再形成手術が可能だと提案されました。
そのため、現在再手術を検討中です。
術前後の比較

術前よりは顎があるけど、変な顎
術前と術後の写真を見比べると、改善された点もあれば、まだ不満が残る部分もあります。
- 改善点
梅干皴(しわ)がなくなり、顎の輪郭が明確になった。
噛み合わせが整い、健康面でも良い影響を実感している。
- 不満点
Eラインが実現せず、横顔に違和感が残る。
正面から見ると下顎が長く見え、顔全体が伸びた印象。
下顎後退症の限界
私のように下顎後退症を抱えている場合、医師によるとEラインを作るのは難しいとのことです。
理由として、下顎そのものが短いため、オトガイ形成術を行っても十分に顎を前に出すことができなかったことが挙げられます。
術前と比べて顎ができたことで全体的な顔の印象は改善されましたが、理想通りの結果には至りませんでした。
顎変形症手術後の再手術を検討中
下顎後退症の治療を受け、噛み合わせは改善したものの、見た目に関しては理想のEラインを実現することができませんでした。
特に、下顎に段差が生じたように見える点が気になっています。
この見た目の違和感を解消するために、再手術で下顎を短くする選択肢を提示されました。
医師からの提案内容

下顎を短くする手術は可能とのこと
医師から提案された再手術の方法は、下顎を短く整える施術です。
具体的には、プレート除去手術の際に、下顎の骨を切り取り短くすることで、顔のラインを整えるという内容です。
この方法で下顎の段差を滑らかにし、より自然な顔立ちに近づけることが期待できるとのことです。
再手術に関しては、健康面の問題ではなく、美容的な改善を目的とするものです。
そのため、自費診療として追加の費用が発生しますが、これが理想の見た目に近づくための方法として提案されました。
顎変形症手術後の再手術に伴う費用とリスク
顎変形症手術後に気になる下顎の形を修正するため、再手術を検討するにあたり、費用とリスクについて説明を受けました。
再手術は見た目の改善を目的とするものですが、経済的な負担や術後の体への影響を考えると、簡単に決断できるものではありません。
費用の見積もり

再手術をする場合の大体の値段
再手術にかかる費用について説明を受けました。
まず、プレート除去手術の費用は約40万円。
そして、下顎を短く整える再形成手術は、10日間の入院を含めて約100~140万円と見積もられています。
この2つを合わせると、総額で300万円を超える可能性があります。
すでに初回の顎変形症手術で180万円を支払っており、再手術によるさらなる経済的負担が大きな懸念点です。
さらに、手術後の通院やケアにも追加の費用がかかることを考えると、金銭的な準備が非常に重要です。
リスクと不安
再手術を受けるとなれば、術後の辛さをもう一度経験する可能性があります。
前回の手術後は、痛みや腫れ、食事制限など大変な思いをしました。
同じような苦しみを再び味わうのかと思うと、正直怖い気持ちがあります。
また、再手術が必ずしも理想の結果を保証するわけではないため、費用をかけても期待通りの仕上がりにならない可能性がある点も不安要素です。
再手術のタイムリミット
再手術を検討する時間には限りがあります。
プレート除去手術を含む再形成手術は、術後2年以内に行う必要があると説明されました。
それを過ぎると、プレートが骨に埋まり、除去が難しくなるからです。
さらに、再手術の日程を決定するためには、術後1年以内に方針を固める必要があります。
この短い検討期間の中で、費用やリスクを考慮しながら決断しなければなりません。
決断の難しさ
手術を受けるかどうかを悩む日々が続いています。
一度はやり直すべきかと思ったものの、費用の問題や再手術に伴う負担を考えると、簡単には決められません。
理想の見た目を追求したい気持ちと、再び地獄のような術後を経験したくない気持ちの間で揺れ動いています。
しかし、タイムリミットがある以上、早めに決断する必要があることは理解しています。
どちらを選んでも後悔しないよう、慎重に考えたいと思っています。
7月26日追記:

再手術をしない決断に至った理由については、以下の記事で詳しくお伝えしています。
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