顎変形症手術後、ベッドで眠れない！クッションで解決した体験談

たぴ

こんにちは、たぴです！

口ゴボを治すため、上下顎切り・オトガイ形成術を受けました。

手術後、顎周りは腫れと痺れが続き、食事が満足に取れない状態が続きました。

加えて、寝る姿勢が大きな問題になるとは思いませんでした。

横向きやうつぶせ寝はもちろん、仰向け寝すらも痛みがひどく、眠ることができません。

手術後はベッドをリクライニングさせて、上半身を30度ほど起こした状態で寝る必要があったのです。

退院後に直面した睡眠問題

水平に寝ると顎がズキズキ痛む

入院中は病院のリクライニングベッドのおかげで快適に眠ることができました。

しかし、自宅に戻ると、リクライニング機能がない普通のベッドでは寝られず、途方に暮れました。

水平なベッドで仰向けになると、オトガイ形成を行った顎がズキズキと痛み、骨がずれるような感覚に襲われるんです。

たぴ

自宅のベッドで寝たら、骨がずれていくような…、血がにじみ出るような恐ろしい感覚があり、慌てて起き上がりました。

起き上がると顎が元の位置に戻ったのか、ズキズキヒリヒリして思わず涙目になります。

横向きやうつぶせ寝も試しましたが、顎や呼吸への負担が大きく、どの姿勢も眠ることができませんでした。

腫れや痺れ、食事の不自由さについては事前に説明があり覚悟していましたが、「寝ることの辛さ」については予想外でした。

入院中はリクライニングベッドで快適だったが…

入院中は安心して眠れたリクライニングベッド

入院中は病院のリクライニングベッドがあったため、ボタン一つで角度を調整し、楽に眠ることができました。

しかし、退院後、自宅ではリクライニング機能のない通常のベッドしかなく、どうやって寝ればよいのか途方に暮れました。

今からリクライニングベッドを買おうにも間に合わないうえ、術後の体でベッドを組み立てるのは困難です。

理想はリクライニングベッド

どうしたら眠れるのか…

寝転がると痛いから座って寝ることまで考える

顎に負担がかかる横向き寝やうつぶせ寝ができないのは当然として、仰向けで寝ることすら出来ません。

顎の痛みが悪化してしまいます。

特に仰向け寝では、顎に大きな負荷がかかり、痛みが増すばかりで快適に眠れません。

「ではどうやって寝るのか？」という疑問に対する答えは、ベッドに約30度の角度をつけ、上半身を起こした状態で寝ることです。

ビーズクッションで解決！自宅で快適な寝姿勢を確保

このビーズクッションが睡眠問題を解決！

病院のベッドのように角度を調整して眠れないかと試行錯誤しました。

病院のベッドでは頭を約30度の角度に調整して寝ており、その状態では顎に痛みを感じることはありませんでした。

まず、枕を縦に置いて試してみましたが、安定感がなく、寝ている間に頭が落ちそうで不安定でした。

次に、複数のクッションを組み合わせて頭を持ち上げる方法を試しました。

これで顎の痛みは軽減されたものの、背中に空間ができてしまい、腰に痛みを感じる結果に。

試行錯誤の末、ふと押し入れにしまい込んでいたビーズクッションの存在を思い出しました。

このクッションが、顎変形症手術後の私の睡眠を支える救世主となるとは、この時は思いもしませんでした。

自宅にあったビーズクッション「シットジョイ」を活用！

ビーズクッション「シットジョイ」で解決！

顎変形症手術後の睡眠姿勢問題は、自宅にあったビーズクッション「シットジョイ」が解決してくれました。

本来は座椅子としてや、寝転びながらスマホを操作するためのクッションですが、背もたれ部分に頭を乗せることで、病院のリクライニングベッドのように角度をつけた状態で眠ることが可能になりました。

頭をしっかり支える安定感

フィット感も良く、寝心地◎

予想通り、背もたれ部分が頭を起こした状態の枕としてピッタリフィット！

柔らかいビーズ素材でリラックスできるだけでなく、十分な安定感があるので心地よく使えました。

座椅子としての座面が、頭を起こしたことで浮いてしまう背中や腰を支える形に。

ビーズ素材が体のラインに合わせてフィットし、程よい包み込まれる感覚がとても快適です。

リクライニングベッドなしでも快眠が可能

クッションで角度を付けると苦しさ解消！

このビーズクッションのおかげで、リクライニングベッドがなくても顎に負担をかけずに眠ることができるように。

初日は慣れずに何度か目が覚めてしまいましたが、翌日からはぐっすり眠れるようになりました。

ビーズクッションはリクライニングベッドを購入するよりもずっと安価で手軽です。

私が使用した「シットジョイ」というビーズクッションは、税込4,950円と手頃な価格で購入でき、自宅にあるもので代用することも可能です。

術後の快適な寝姿勢に「シットジョイ」

手術後1か月半ほどで顎の骨が癒着し、元の寝姿勢に戻れるようになります。

それまでは、クッションを活用して上半身を少し起こした状態で寝るのがおすすめです。

たぴ

「顎が治るまでまともに眠れないのでは…」と絶望していましたが、ビーズクッションがあったおかげで救われました！

1か月経過で今まで使ってた枕に戻れた！

退院後1週間、術後2週間で角度はだいぶ下がりました

術後2週間を過ぎると徐々に頭の角度を下げられるようになり、1か月経過した頃には、今まで使っていた枕で眠れるようになりました。

この記事が、顎変形症手術後の寝姿勢に悩む方の参考になれば幸いです！

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