手術入院の記録

顎変形症手術の管を抜く時の痛み:ドレーン&経鼻チューブ&尿管

2021年1月27日

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顎変形症 管

たぴ

高校1年生の頃から顎関節症に悩まされ、数々の病院を転々とした結果、顎変形症と診断される。 2021年1月4日(※当時32歳)に顎変形症手術を受ける。 手術内容:上顎&下顎切・オトガイ形成術と顎関節洗浄手術

 

たぴ
たぴ
こんにちは、たぴです!

2021年1月4日に顎変形症手術を受け、その体験談をブログでシェアしています。

 

今回は、検索してもあまり情報が見つからなかった「術後に体に挿入された管を抜くときのこと」について詳しくお話しします。

 

術後に挿入された3つの管

 

顎変形症手術を受けると、術後に以下の3つの管が挿入された状態で目覚めます。

 

  1. ドレーンチューブ(口内の血を排出するための管)
  2. 経鼻チューブ(鼻から胃に直接栄養を送る管)
  3. 尿管(術後歩けない期間のための管)

 

特に、ドレーンチューブは顎変形症手術特有のものなので、抜くときの痛みや感覚に関する情報が少なく、私も不安でした。

 

結論を先にお伝えすると… どの管も抜くときの痛みはほとんどありませんでした!

それでは、それぞれの管を抜いたときの具体的な体験をご紹介します。

 

口のドレーンチューブを抜くとき

ドレーンチューブ

ドレーンチューブ

 

術後、下顎の奥から血を排出するために、2本のドレーンチューブが口内に挿入されています。

これらのチューブの先端には血液を溜めるパックが取り付けられており、術後2日間はそれをぶら下げた状態で過ごしました。

ドレーンチューブは術後2日目の朝の診察時に取り外されました。

 

  • チューブの固定方法:歯茎に糸で軽く縫い付けられています。
  • 抜く流れ
    1. 縫い付けている糸を切る。
    2. チューブを「ビョルルンッ(抜く衝撃はあるが痛くない)」と口の奥から抜き取る。

 

ドレーンチューブの除去は全く痛みがなく、その後も違和感が残ることはありませんでした。

 

不思議なことに、チューブが通っていたと思われる口内の穴は、止血の処置も不要でそのまま終了しました。

術後、鏡で確認しても穴らしきものは見当たらず、自然に塞がったようでした。

 

右側のチューブが歯茎に埋もれていたため、局所麻酔をして抜き、その部分を縫合しました。
そのため、右側だけ痛みが残りました。とはいっても気にならない痛みです。

 

経鼻チューブを抜くとき

 

術後16時間ほど、鼻から胃に直接栄養を送る経鼻チューブを入れていました。

このチューブはICUで過ごしている間に抜いてもらえました。

 

  • 抜くときの感覚:痛みは全くありません。むしろ、抜いた後のスッキリ感の方が印象に残りました。
  • 注意点:術後しばらくは鼻詰まりがひどく、鼻呼吸ができない状態が続きました。点鼻薬を使って解消していましたが、1週間ほどは鼻水が出やすい状態でした。

 

尿管を抜くとき

 

顎変形症手術後、最初の1日は歩行が難しいため、尿管が挿入されます。

この尿管は、術後1日目の昼頃に看護師さんが歩行可能かどうか確認し、トイレに自力で行けるようであれば取り外してもらえます。

 

  • 抜くときの感覚:痛みはありませんが、軽い違和感がありました。男性の場合、尿管を抜く際の痛みが女性より強いことが多いそうです。
  • その後の影響:尿管を抜いた後、2日ほど血尿が出ました。また、残尿感がしばらく続くこともあります。

 

管を抜くときの感想とまとめ

 

術後に挿入された管を抜くことについて不安を感じていましたが、どの管も痛みはほとんどなく、一瞬で終わりました。

なのでリラックスして管を抜いてもらってください。

 

安心ポイント

  • ドレーンチューブ、経鼻チューブ、尿管いずれも抜くときの痛みはごくわずか。
  • 抜く際の手順もスムーズで、看護師さんが丁寧に対応してくれます。

 

これから顎変形症手術を受ける方は、管を抜く際の心配を少しでも軽減していただければ嬉しいです!

 

余談:ドレーンチューブの不思議

 

ところで、ドレーンチューブが通っていた穴はどうなったのでしょう?

術後すぐに塞がり、血も一切出ていないのがとても不思議でした。細めのストローほどの太さがある管が通っていたはずなのに、何事もなかったかのように自然に治癒していました。

自分の体ながら驚きです。

 

たぴ
たぴ
術後の管に関する情報が少ないと感じたため、少しでも役立つ情報になれば幸いです。

質問があれば、コメント欄でお待ちしています。

 

 

  • この記事を書いた人

たぴ

高校1年生の頃から顎関節症に悩まされ、数々の病院を転々とした結果、顎変形症と診断される。 2021年1月4日(※当時32歳)に顎変形症手術を受ける。 手術内容:上顎&下顎切・オトガイ形成術と顎関節洗浄手術

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