術後の生活 術後の顔の変化

顎変形症手術1年経過後のブログ:顔の腫れや後遺症の経過報告

2022年2月14日

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顎変形症手術 1年経過

たぴ

高校1年生の頃から顎関節症に悩まされ、数々の病院を転々とした結果、顎変形症と診断される。 2021年1月4日(※当時32歳)に顎変形症手術を受ける。 手術内容:上顎&下顎切・オトガイ形成術と顎関節洗浄手術

 

たぴ
たぴ
こんにちは、たぴです。

2021年1月4日に顎変形症手術を受けてから、気づけば1年以上が経過しました!

 

手術から1年が経てば痺れが治ると聞いていましたが、残念ながら全く変わりませんでした。

それどころか、顎の開口にも問題が出て、顎関節症が悪化してしまいました。

見た目も期待していたような綺麗なEラインにはなりませんでした。

 

とはいえ、痺れに関しては1年も続いていると慣れてしまい、あまり気にならなくなっています。

見た目についても、「シェーディングいらずの顎ができた」と思えばそこまで気になりません。

ただ、左顎の関節が痛むのは辛いです。

 

今回は、顎変形症手術から1年経過した見た目の変化や後遺症の現状についてお話しします。

 

顎変形症手術から1年経過の見た目の変化は?

 

まずは顎変形症手術1年後の顔の腫れの変化について、画像付きで紹介していきます。

 

1年経過の顔の変化

顎変形症手術 1年経過の顔

術後の腫れは完全に引いています

 

術後1ヵ月と1年経過後の見た目を比較すると、腫れがすっかり引いてかなりスッキリした印象です。

1ヵ月目は腫れが目立っていたので、ここまで違うのは驚きです。

 

半年経過後と比べるとほとんど変化なし(※体重が3kg増加しています)

半年経過後と比べるとほとんど変化なし(※体重が3kg増加しています)

 

術後半年後の写真と現在を比べると、見た目に大きな変化はありません。

ただ、この半年で3kgほど体重が増えてしまったので、顔がやや大きくなったように見えるのはその影響もあるかもしれません。

術後の経過としては、見た目の変化はこの先ほぼないように感じています。

 

1年経過の横顔の変化

下顎後退症だった私の場合、Eラインは叶いませんでした

下顎後退症だった私の場合、Eラインは叶いませんでした

 

1年経過後の横顔を見ると、下顎後退症だったため、理想的なEラインは手に入りませんでした。

 

術前の写真と比較してみた結果

術前の写真と比較

術前の写真と比較

 

術前と比較すると、Eラインではなくても顎が形成されたことで、全体の印象が大きく改善されました。

特に梅干皴(しわ)がなくなったことで、スッキリした印象になっています。

 

術前の横顔写真と比較

術前の横顔写真と比較

 

横顔の比較では、術前は口を閉じると下唇が突き出て仏頂面のように見えていましたが、現在はそうした印象がなくなりました。

口元が柔らかくなり、怒っているような印象を与えなくなったのは嬉しい変化です。

 

Eラインを作るには、美容整形などでさらにお金をかける必要があるそうです。

しかし、私はEラインを目指すことを諦めました。

その理由については、以下の記事で詳しく述べています。

 

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顎変形症手術から1年経って後遺症は良くなったのか?

 

手術から1年が経過すれば、痺れも開口も元通りになると期待していましたが、現実はそう甘くありませんでした。

痺れは半年経過時と比べてほとんど改善が見られません。

開口は、顎関節症の悪化により、半年前よりも口を開けるのが難しくなりました。

 

1年経っても残っている後遺症

  • 右の唇の麻痺

 

半年前と同様に、右側の上唇と下唇に麻痺が続いています。

左側の麻痺はほぼ解消していますが、右側は改善の兆しがありません。

 

ただ、1年も麻痺が続くと不思議と慣れてしまい、日常生活で気にすることが少なくなりました。

感覚的には、正座後の痺れが少し和らいだような状態が常に続いている感じです。

もちろん、痺れが完全に治れば嬉しいですが、現状ではそれほど不便を感じていません。

 

気になり始めた症状

  • 左の顎関節症が悪化

 

開口は依然として改善されず、むしろ悪化しています。

半年~1年の間に1度だけ顎がスムーズに開いたことがありましたが、その後すぐに元に戻ってしまいました。

リテーナーを装着してからは歯を噛みしめることが増え、それが原因で開口がさらに狭くなっているように感じます。

現在は右の顎関節は比較的動きますが、左側の顎関節がほとんど開かず、食事の際に硬いものを食べるのが困難になっています。

 

今後の治療方針について

 

左顎が開かない問題については、手術を受けた病院でCT撮影を行い、今後の治療方針を検討する予定です。

 

  • 保険適用治療への切り替え
    これまでは保険適用外の治療でしたが、顎が開かなくなったため、保険適用で治療を進められるようになりました。
  • リテーナー+マウスピース治療の可能性
    マウスピースを併用する新しい治療が提案される可能性があります。

 

顎変形症手術は1年経っても元の状態には戻らなかった

 

顎変形症手術を受けてから1年が経過しましたが、「術後の状態が良くなるにはまだまだ時間が必要なんだな」と痛感しました。

痺れも開口も改善されないままです。

 

矯正治療が終わった後も続く通院

 

手術後8ヶ月目に矯正治療が終了し、リテーナーを装着する段階に入りました。

しかし、リテーナーの使用期間はあと2年以上続きます。

さらに、リテーナーが終わった後も通院は必要です。

手術後の治療には想像以上に時間がかかりそうです。

 

見た目の変化は早い段階で完成

 

一方で、「見た目の変化は意外と早い段階で落ち着くものだ」と感じました。

術後3ヶ月頃には、外見の変化がほぼ完成されているように見えます。

 

下顎後退症の私が得たもの

 

下顎後退症だった私は、期待していたような綺麗なEラインを手に入れることはできませんでした。

しかし、手術を受けたことで以下のような多くのメリットを実感しています。

 

顎変形症手術を受けてよかったこと

  • 正面顔が整った:顎が形成されたことで、しっかりとした印象の顔立ちに。
  • 横顔の改善:角度によっては美しい横顔に見えるようになりました。
  • ガミースマイルの解消:笑顔が自然になり、優しい雰囲気に。
  • 口が閉じやすくなった:唇の緊張が減り、リラックスした表情が可能に。
  • 顎のシェーディング不要:メイクの手間が省けるように。

 

たぴ
たぴ
ということで、1年経過の様子をお送りしました。

1年経過しても、術後の後遺症がどう変化していくのか、まだ分かりません。

ただ、焦らず、気長に治療に向き合っていくしかないと感じています。

 

 

  • この記事を書いた人

たぴ

高校1年生の頃から顎関節症に悩まされ、数々の病院を転々とした結果、顎変形症と診断される。 2021年1月4日(※当時32歳)に顎変形症手術を受ける。 手術内容:上顎&下顎切・オトガイ形成術と顎関節洗浄手術

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