
2021年1月4日に顎変形症手術を受けて、早くも2ヶ月が経ちました。
手術から2ヶ月が経過し、生活はかなり通常に戻りました。
腫れや痛みはまだあるものの、めまいは解消され、体調不良も感じることはありません。
お酒を楽しんだり、好きなものを食べたりと、少しずつ自由度が増してきました。
顔の腫れも目立たなくなり、美容院やマッサージにも気兼ねなく通えるように。
今回は、術後2ヶ月目の経過について詳しく報告します!
顎変形症手術から2ヶ月での顔の腫れの変化は?
まずは顎変形症手術2ヶ月後の顔の腫れの変化について、画像付きで紹介していきます。
術後1ヶ月目→2ヶ月目の腫れの変化

正面の変化
2ヶ月目の顔の腫れは、1ヶ月目と比較すると大きな変化は感じられませんでした。
細かい部分で言えば、鼻が少しスッキリしたような気がしますが、すでにほとんど腫れが引いているように感じます。
1ヶ月目→2ヶ月目の横顔の変化

横顔の変化
横顔についても、目立った変化はありません。
ただし、理想のEラインにはまだ届いていないため、腫れが完全に引いていないことを期待しています。
横顔への不満

横顔の不満点
下顎のボコッとした部分や、理想のEラインがまだ見えてこない点が気になります。
腫れの影響であることを信じたいのですが、このままの形だったらショックを隠せません。

腫れが3ヶ月目で引くと言われましたが、あと1ヶ月でこの形が改善するとは思えず、少し心配です。

別の角度から見ると良い変化が
別の角度から見てみると、以前にはなかった顎がしっかりできていることを確認できます。
それだけでも、とても嬉しい変化です。
また、梅干しジワも目立たなくなってきており、少しずつですが改善を実感しています。
今後、どのように変化していくのか楽しみにしています。
顎変形症手術から6週目にレントゲン検査をした経過結果は?
術後6週目に、2回目の経過通院でレントゲン検査を受けました。
この検査では、プレートに異常がないことを確認し、通常の食事への移行許可をもらえました。
次回の通院は術後3ヶ月目の予定で、引き続き経過を見ていきます。
かかった費用※自費診療
- レントゲン検査費用:5,890円
- 診察代:780円
- 処方箋:680円
- 薬代:3,710円

顎変形症手術2ヶ月目の術後矯正でやったこと

ワイヤーを新しいものに替えました
術後ちょうど2ヶ月目に、術後矯正を受けてきました!
今回は上のワイヤーを新しいものに交換してもらい、歯のクリーニングや経過写真の撮影も行いました。
久しぶりの歯のクリーニングはとても丁寧にしてもらえたのですが、時々口内の手術跡が痛むことがありました。
また、写真撮影やワイヤー交換の際に唇を大きく引っ張られる場面があり、「手術跡が千切れてしまうのでは?」と思うほど痛みを感じることも…。
新しいワイヤーでさらに快適に
今回、上のワイヤーはフックが1箇所だけのタイプに変更され、口がさらに閉じやすくなり、歯磨きもしやすくなりました。
また、矯正歯科の先生から「あと4ヶ月でブラケットが外れそうだね」と言われて、とても嬉しく感じました。
矯正装置が取れる日が待ち遠しいです!
リテーナーが次の課題
ただ、矯正装置が取れた後には「リテーナー」が控えています。
リテーナーは矯正装置ほどゴツくないとはいえ、通院がまだ続くと思うと少し憂鬱です…。
かかった費用※自費診療
- 診療代:6,600円
顎変形症手術1ヶ月後~2ヶ月までの食事内容

顎変形症手術後は柔らかい食事宅配が便利
食事は柔らかい食事宅配サービスを活用していました。
実は、術後1ヶ月経過した頃に調子に乗ってトンカツなどを勝手に食べてしまったのですが、後日お医者さんから「術後6週目まではダメですよ」と注意されてしまいました。
確かに食べること自体は可能でしたが、無理して柔らかくないものを食べると、顎に固定しているプレートがずれる可能性があるとのことです。

皆さんも、術後の食事には十分気をつけてください!
6週目を無事に過ぎてからは、柔らかいものにこだわらず通常の食事を楽しめるようになりました。
とはいえ、まだ口が大きく開かないため、大きなサイズの食べ物は少し食べづらいです。
それでも、たくあんのような少し硬いものでも、ゆっくり噛めば問題なく食べられるようになりました。
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2ヶ月経って後遺症は良くなったのか?
術後2ヶ月が経ち、良くなった部分もある一方で、依然として残る後遺症や新たな課題もあります。
2ヶ月経っても残っている後遺症
- 右の下顎と上顎から鼻にかけての麻痺
- 口が全開まで開かない
- 打撲のような痛み
- 口内の火傷のようなヒリヒリ感(主に手術跡の痛み)
麻痺や筋肉の痛み、そして口内の手術跡のヒリヒリ感は、リハビリを通じても大きな改善は見られていません。
口や鼻を動かす練習を続けていますが、自然な表情を作るにはまだ時間が必要な状態です。
自然な笑顔がまだ作れない

笑顔は作れない
術後2ヶ月が経過した現在でも、笑顔がぎこちなくなっています。
特に笑うと頬や鼻周りの筋肉がビキビキと痛みます。テレビを見てうっかり大笑いした際には、思わず痛みで涙が出ることもありました。
また、口内の手術跡の縫い目は未だに敏感で、歯磨き中に痛みを感じることもしばしばです。
痺れが強くなった?
驚いたことに、1ヶ月目よりも痺れの痛みが増したように感じています。
ただし、医師には「痛みがあるということは、神経が回復している証拠だ」と説明を受けたため、少しずつ前向きに捉えるようにしています。
顎の骨の痛みに使用していたロキソニンを、現在は痺れの痛み対策として使っていますが、それでもビキビキとした感覚に悩まされています。
2ヶ月経って良くなった症状
- 硬くなければ食べ物を噛めるようになった
- 立ち眩みが解消され、3時間以上の散歩ができるようになった
- ニキビと生理の遅れが解決
1ヶ月経過時に悩んでいた「ニキビ」と「生理が来ない問題」は、2ヶ月目に入ってから解消されました。
生理は予定日より1ヶ月ほど遅れてようやく来ました。生理が再開してから、顔のニキビも徐々に治まってきました。
どうやら、ホルモンバランスの乱れが原因だったようです。

引き続きリハビリを続けながら、日常生活の質を高めていきたいと思います。
2ヶ月経って気になるようになった症状

首筋がガチガチに硬直して痛みを感じる
- 首筋の硬さと痛み
顔を動かせるようになり、ストレッチで首を回せるようになったことで、首筋の痛みに気づくようになりました。
首筋が驚くほど硬く、ストレッチで伸ばすとビキビキとした痛みを感じます。
顔を横に向けるだけでも首筋が張り、その部分が痛むため、不快感が続いています。

が、後遺症は良くなってきているので、前向きにとらえたいです。
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