術後の生活 術後の顔の変化

顎変形症手術3ヶ月後のブログ:顔の腫れや後遺症の経過報告

2021年4月8日

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顎変形症手術から3ヶ月 

たぴ

高校1年生の頃から顎関節症に悩まされ、数々の病院を転々とした結果、顎変形症と診断される。 2021年1月4日(※当時32歳)に顎変形症手術を受ける。 手術内容:上顎&下顎切・オトガイ形成術と顎関節洗浄手術

 

たぴ
たぴ
こんにちは、たぴです。

2021年1月4日に顎変形症手術を受けてから、早くも3ヶ月が経ちました。

 

お医者さんから「顔の腫れがほぼ完全に引くのは術後3ヶ月目」と説明を受けていました。

実際に3ヶ月が経過した現在、腫れはほぼ治まったものの、まだスッキリとした印象ではありません。

また、後遺症の痺れも引き続き残っています。

 

今回は、術後3ヶ月目の経過について詳しく報告します!

 

顎変形症手術から3ヶ月での顔の腫れの変化は?

 

まずは顎変形症手術3ヶ月後の顔の腫れの変化について、画像付きで紹介していきます。

 

術後2ヶ月目→3ヶ月目の腫れの変化

術後3か月目の正面の顔

術後3か月目の正面の顔の変化

 

術後1ヶ月と3ヶ月目の写真を見比べると、顔がかなりスッキリしてきたことが分かります。

特に、鼻の左右バランスが整ったような印象があり、噛み合わせが良くなったことで顔全体の歪みが改善されているのかもしれません。

比較して気づけた変化に、とても嬉しい気持ちになりました。

 

人中の長さが気になる…

人中の長さが気になる

人中の長さが気になる

 

一方で、上顎を切った影響からか、人中の皮膚が余ってたるんで見えるのが気になります。

他の方の体験談でも、同じように上顎切り手術後に人中が余るといった声を多く見かけました。

中には「人中短縮手術」を受けた方もいるようです。

 

たぴ
たぴ
現時点では、YouTubeで見つけた人中短縮エクササイズを実践しながら様子を見ています。

筋肉のこわばりを解消する効果も期待できそうなので、続けていきたいと思います。

 

参考にしてるYouTube

 

2ヶ月目→3ヶ月目の横顔の変化

術後3か月目の横顔の変化

術後3か月目の横顔の変化

 

横顔についても比較してみましたが、大きな変化は感じられません。

形が少し気になる部分もあり、「これが最終形なのかもしれない…」と思うと、少し残念な気持ちがあります。

腫れはほぼ引いており、これ以上の変化は望めないのかもしれません。

 

顎がしっかりできている感覚はある

顎変形症手術から3ヶ月

イーッてすればEラインになる

 

それでも、口を「イーッ」と動かしてみると、顎がしっかりと形作られているのが分かります。

理想のEラインとまではいかなくても、手術を受けた成果を感じられる瞬間です。

 

術前と比べれば良くなっている?

術前と術後3か月後の比較

術前と術後3か月の比較

 

術前の横顔と比較すると、以前は全くなかった顎のラインが明らかに形成されています。

イメージしていた理想とは少し異なるものの、顎がない状態よりは確実に改善されています。

なので前向きに考えます。

 

顎変形症手術3ヶ月目の口腔外科受診での内容と費用

 

術後3ヶ月目に口腔外科で術後経過観察を受けてきました。

今回はレントゲン検査は行わず、問診と口腔内の状態確認のみの診察でした。

 

開口具合のチェック

 

術後3ヶ月目の理想的な開口幅は指が3本分程度ですが、私の場合はまだ2本半ほどしか開きませんでした。

そのため、「口を開ける練習を少しずつ続けてみてね」とアドバイスされましたが、「無理をせず自然に開くようになるから焦らなくていい」とのことでした。

 

たぴ
たぴ
他の方の体験談では、強引に開口訓練をさせる病院もあるようですが、私のかかりつけは無理をせず自然な回復を重視しているようです。

 

痺れに関する相談

 

今回の診察では、術後の痺れについても詳しく聞かれました。

私は神経が骨に近い位置にあったため、術後の痺れが強く出ることが懸念されていました。

現在は、飲み物が痺れの箇所に沁みたり、皮膚を圧縮されているような不快な感覚があります。

それでも、経過は良好であるとの診断を受けました。

 

痺れの改善に向けて

 

確かに、上顎の痺れはほとんどなくなり、下顎の痺れも痛みの質が初期とは変わってきました。

少しずつ回復している感覚があり、「治る過程にある」という実感があります。

医師によると、6月~7月頃には痺れが大幅に改善される見込みだそうです。

それまでの間、痺れと上手に付き合っていきたいと思います。

 

かかった費用※自費診療

  • 診察代 760円
  • 歯科外来感染症対策実施加算 50円
  • 処方箋代 680円
  • 薬代 3,610円

 

コロナウイルス感染症対策費用が今回から加算されていました。

 

顎変形症手術3ヶ月目の術後矯正でやったこと

術後矯正 下のワイヤーだけ変更

8月に装置が取れる予定といわれました!

 

口腔外科での術後経過観察が終わった後、矯正歯科での術後矯正治療も受けてきました。

術後3ヶ月目の今回は、下のワイヤーの交換がメインの施術内容でした。

また、歯のクリーニングもしてもらい、口内がスッキリしました。

 

さらに、歯科医の先生からは、矯正装置が8月頃に外れる予定と伝えられました。

矯正装置を外した後は「リテーナー」という軽めの装置に切り替わります。

リテーナーは矯正装置ほど負担が大きくないため、かなり快適になるとのことです。

さらに、通院の頻度も減り、処置料も軽減されるので、心身ともに楽になりそうです。

 

たぴ
たぴ
矯正前と比べると、歯並びは本当にキレイになりました。

矯正装置から解放されるまであとちょっとなのも嬉しい!

 

かかった費用※自費診療

  • 処置料 6,600円

 

顎変形症手術2ヶ月後~3ヶ月までの食事内容

柔らかい食事宅配 メディカルフードサービス

柔らかい食事宅配をまだ愛用中

 

医者から通常食に戻っていいと許可されましたが、以前から利用していた柔らかい食事宅配サービスが良かったため、引き続き利用しています。

今回はメディカルフードサービスのやわらか宅配食を試しました。

バナナでつぶせるほどの柔らかさながら、おしゃれな味付けでとても美味しいです。

 

食べられるものが増えた喜び

 

少しずつ口が開くようになり、ついにミニトマトをまるごと食べられるようになりました!

口の中でうまく噛めないこともありますが、しっかり食べきれるのは嬉しい進歩です。

また、唐揚げも衣をこぼすことなくかじりつけるようになり、以前より食べやすさを実感しています。

 

まだ難しい食べ物も…

 

一方で、3ヶ月経った今でも、以下のような食べ物はまだ難しい状況です。

 

  • 煎餅のような硬いもの:噛むと歯に痛みを感じます。
  • 生野菜のサラダ:硬さが原因で歯に負担がかかります。
  • ハンバーガーやオープンサンド:口が十分に開かないため、かぶりつくのが難しいです。

 

たぴ
たぴ
少しずつ食べられるものが増えている実感があるので、引き続き無理せず回復を目指していきたいと思います。

 

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3ヶ月経って後遺症は良くなったのか?

 

術後3か月が経過しても、依然として痺れや顔の筋肉のこわばりが気になる状態が続いています。

とはいえ、少しずつ改善が見られ、口の開き具合も徐々に良くなっています。

現在は指2本半ほど開けることができるようになりました。

 

3ヶ月経っても残っている後遺症

  • 右の下顎の麻痺
  • 口が全開まで開かない(指2本半くらい)
  • 顔の筋肉が痛む
  • 口の中の火傷した時のようなヒリヒリ感(主に口内の手術跡が痛む)

 

術後の説明でもあったように、神経に近い部分の手術だったため、下顎の痺れが引き続き残っています。

飲み物を飲むと痺れている箇所に沁みるような痛みがあり、生理前やストレスを感じた時に症状が悪化することもあります。

また、口内の手術跡も唇を引っ張ったりするとヒリヒリとした痛みを感じることがある状態です。

 

3ヶ月経って良くなった症状

  • 上顎から鼻にかけての麻痺

 

上顎から鼻の周りの麻痺は痛みがほぼなくなり、今では「少しじわじわする程度」に軽減されました。

違和感や皮膚が引っ張られているような感覚はあるものの、下顎の痺れと比べるとかなり改善が見られ、回復を実感できています。

 

術前に比べ、睡眠の質が上がった

 

術後2か月を過ぎた頃から、顎変形症手術前よりも睡眠の質が明らかに良くなったと感じています。

 

顎変形症と睡眠時無呼吸症候群

 

顎変形症(下顎後退)が原因で睡眠時無呼吸症候群を患っていた私は、夜中に何度も目が覚めていました。

しかし、手術で顎が呼吸器を圧迫しなくなったおかげで、夜中に目が覚めることがなくなり、ぐっすり眠れる日々を取り戻しました。

 

睡眠の質が向上して良かったこと

  • 朝6時に起きるのが苦ではなくなった
  • 日中に眠気を感じることがなくなった
  • 活動的に過ごせるようになった

 


 

たぴ
たぴ
痺れや後遺症はまだありますが、睡眠の質が改善したことで、顎変形症手術を受けて本当に良かったと感じています。

今後のさらなる回復が楽しみです!

 

 

  • この記事を書いた人

たぴ

高校1年生の頃から顎関節症に悩まされ、数々の病院を転々とした結果、顎変形症と診断される。 2021年1月4日(※当時32歳)に顎変形症手術を受ける。 手術内容:上顎&下顎切・オトガイ形成術と顎関節洗浄手術

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