
顎変形症手術を受けたのですが、術後の食事にかなり苦労しました。
術後の顎はとてもデリケートで、食べるものによっては痛みや痺れ、腫れが悪化することもあります。
そして何より恐ろしいのは、プレートが外れ、再手術を受けることになることです。
私自身、定期検診で食事内容を話したところ医師から「無理に硬いものを食べると顎のプレートが外れる恐れがある」と注意を受けました。
実際に、唐揚げを食べてプレートが外れ、再手術を受けた患者さんもいるそうです。
なので術後は、柔らかい食事を徹底しなければいけません。
今回は私が実際に食べてみて「避けたほうがよかった」と感じた食材と、医師から注意を受けた食材の例を紹介します。
これから手術を受ける方や術後の食事で悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
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食べてはいけなかった食事
顎変形症の手術後は、顎や口の状態が回復途中であるため、噛む力や口の開き方に制限があります。
そのため、無理に硬いものや噛み切りにくい食べ物を食べると、顎に大きな負担がかかり痛みが生じたり、最悪の場合は手術で入れたプレートがずれてしまうこともあります。
ここでは、私が術後の経過で実際に「食べてはいけなかった」と感じた食事をまとめました。
これから術後の食事制限をされる方の参考になれば幸いです。
こちらの内容をわかりやすく整理・見やすくしました。WordPress記事の本文やリストとしてそのまま使いやすい形です。
1. 硬すぎる野菜や生野菜

野菜はすりおろして食べないと無理
- 温野菜サラダ(特に冷凍野菜を温めたもの)
→ 口が十分に開かず噛みにくく、右下顎がズキズキ痛む - 生のニンジンやキャベツなど繊維質の強い野菜
→ 噛み切れず顎に大きな負担 - もやし
→ くたくたに煮ても繊維が残り顎に痛みが出る - 冷凍ほうれん草
→ 加熱しても噛みづらく飲み込みに違和感あり - ミニトマト・トマトの皮
→ 皮が硬く噛み切れず顎に強い刺激。湯むき推奨 - 生野菜の茎や芯(レタス、キャベツなど)
→ 葉は大丈夫でも茎や芯は危険 - たくあん・紅白なます
→ 硬さがあり顎に負担 - パプリカ(加熱しても硬い)

ミキサーがあれば便利です。
2. パン類(特に固め・噛み切りにくいもの)

せっかくのパウンドケーキも食べにくかった
- 硬いパンやバタートースト
→ 硬くてパサつき、ちぎっても食べにくい - パウンドケーキ
→ 飲み込みにくく味覚麻痺で美味しさを感じにくい

柔らかいパンでも食べにくく感じたので、パン類はおすすめできません…。
3. 大きすぎる果物

バナナも食べにくかった…
- みかん
→ 一口で噛み切りにくく顎に負担 - バナナ
→ 柔らかいが前歯が使えないと詰まりやすい

果物は小さく切るか、すりおろしやジュースで摂ると良いです。
4. 加工食品・たんぱく源

カニカマは柔らかくても食べにくかった
- がんもどき
→ 弾力が強すぎて噛めず顎に負担 - かにかま
→ 柔らかいが繊維質で矯正器具に詰まりやすい - 黒豚シュウマイ
→ 中の肉が固く術後初期は不向き - キャベツ入りメンチカツ
→ 衣や繊維が噛みにくい - 骨付き魚(例:鯵の南蛮漬け)
→ 骨が挟まると口が開かないので取る時にかなり苦労する
※サバの缶詰などは骨も柔らかいので食べられた - 蒸しえび
→ 弾力が強く顎に負担 - 固め・大きめの肉(牛肉、鶏肉の塊)
→ 噛むのが大変で痛みが出やすい - 唐揚げ
→ サイズが大きく硬さもある - とんかつやヒレカツなど揚げ物全般
→中身はもちろん、衣も硬いので揚げ物は避けるべき

一応、納豆も食べられはしましたが、歯磨きの時に粘つきの不快感が強かったので、おすすめできません…。
5. その他

スナック菓子はだめでした…
- 冷たいもの(冷たい野菜ジュース)
→ 術後は歯にしみることあり - 焼酎・アルコール類
→ 痛みが強くなる傾向。医師の許可まで控える - カップ焼きそばの具材
→ 意外に硬く咀嚼時に違和感 - えんどう豆スナック
→ 硬く違和感あり

術後はゼリーやプリンなどのおやつだけで乗り切るしかありません。
アルコールも当然我慢で、嗜好品はほぼ我慢でつらかったです…。
【医師から注意】柔らかい食事を徹底すべき理由
術後6週間は柔らかい食事を徹底するように言われていました。
その理由は、「プレートを固定するため」だそうです。
口が開くようになったからと言って、硬いものや大きいものを食べると、プレートが外れ、再手術になる危険性があると言われました。
術後6週間の間に行われた定期検診で、実際に食べているものを伝えたところ、医者から注意を受けてしまいました。
医者からはミキサーで食事を用意するように言われていたのですが、ミキサーを持っていなかったので、ミキサーを使った料理をしていなかったんですよね。
特に生野菜をそのまま食べてはいけないと怒られました。
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まとめ
術後の顎はまだまだ繊細なので、「柔らかくて小さめ」の食事が基本です。
硬いものや大きいものは思わぬ痛みや腫れの原因になるため、十分注意してください。
お医者さんにはミキサーを使って食事を用意することを勧められましたが、ミキサーを持っていなかったことと、洗うのが大変そうだと思い、断念しました。
ミキサーを使わない食べやすいものを探した結果、宅配のやわらかい食事サービスを利用しました。
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これ全部、舌でつぶせるほど柔らかい!
柔らかい食事宅配サービスを使うと、避けた方がいい食材に気を遣う必要がなくなります。
栄養バランスと味の両方が良いので、術後の体力回復や食欲改善もできます!
さらに。自炊や買い物の負担がなくなるので、術後の辛い時期にもぴったりでした。

お試しセットの用意もあるので、初回は安く利用できますよ。
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