私は顎変形症のため、上下顎同時移動術(オトガイ形成も含む)を受けました。
無事に退院はできたものの、その後の生活は想像以上に大変でした……。
入院中もつらかったけれど、退院してからの数週間も日常生活で苦労しました。
今回は術後の日常生活で困ったことが6つあったので、それを紹介していきます!
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【その1】水平なベッドで寝ることが出来ない

水平に寝ると顎がズキズキ
まず困ったのが「寝ること」です。
退院して帰宅したものの、水平なベッドでは顎が痛くて眠れないという事態に陥りました。
角度をつけられる病院のベッドと違い、家のベッドは当然ながらまっすぐなので、仰向けになると、顎が不安定になって痛むんです。

ビーズクッションで角度をつけて寝る
それで、家にあったビーズクッションmoguを利用して角度をつけて眠ることになりました。
この状態は術後1か月を過ぎるまで続きました。
術後の快適な寝姿勢に「シットジョイ」
詳細記事はこちら
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【その2】1時間以上歩くことは難しい
退院後、少しずつ外に出ようと思っても、1時間以上歩くのがきついと感じました。
というのも、顎や頭が安定していないからなのか、重心が頭に偏っているような感覚があり、歩くたびに足元がふらつきます。
ひどい時は頭痛がしてくるほどで、スーパーに行くだけでも疲労困憊でした。
買い物はネットスーパーや食事宅配などのサービスを頼るのが正解です。
歩いててつらい状態は1ヵ月以上続き、2か月目にようやく立ちくらみが減って歩ける状態になりました。
詳細はこちら
▶顎変形症手術後、1時間以上は歩けない?!買い物の苦痛と2つの対策
【その3】鼻周りが麻痺して鼻水に気づけない
手術の影響で、私の場合は鼻のまわりの感覚がしばらく麻痺していました。
なので、鼻水が出ていても気づかず、気づけばマスクが濡れていた……なんてこともありました。
1人ならいいのですが、誰かといる時に気づかずに鼻水が出ていたら恥ずかしいので、人前に出にくいと感じました。
この状態は1ヵ月ほど続きました。
【その4】歯磨きをする時に奥歯が磨きにくい

ヘッドが小さくて口がほぼ開かなくても磨ける
術後は痛みやしびれ、開口しにくいなどで歯磨きがしにくくなります。
奥歯は特に磨きづらく、口を大きく開けられない日々が続いたので、小さめの極細ヘッドが活躍しました。
矯正装置もついた状態なので、歯ブラシがすぐにダメになってしまうので、歯ブラシは買いだめしておくことをおすすめします。
磨きにくさを感じる状態は3か月ほど続きました。
術後におすすめ歯ブラシ
詳細はこちら
▶顎変形症手術後の歯ブラシの選び方「口が開かなくても磨ける!」
【その5】美容院にしばらく行けない
地味に困ったのが「美容院に行けない問題」です。
座っているだけでもつらい時期に、何十分も椅子に座って髪を切るなんて無理なんですよね……。
しばらくはボサボサでも我慢して、落ち着いてからまとめて整える形になりました。
私は若白髪があるので、美容院に行けないと白髪も混じってかなり汚い髪の状態になりました…。
帽子などで誤魔化しましたが、彼氏がいる人だと美容院に行けないのはつらいだろうな、と感じました…。
私が美容院に行けたのは3カ月近く経ってからでした。
【その6】柔らかい食事しか食べられない
術後6週目まではプレートを安定させるため、柔らかい食事を徹底しなければいけません。
立ち眩みが酷い状態で柔らかい食事を用意するのは大変でした。
ふらふらする状態で店頭で食べられそうなものを探すのは大変でしたので、事前に柔らかい食事について調べておくことをお勧めします。
以下は、顎変形症手術後に、私が実際に食べてよかったものです。
是非参考にしてください。
重宝した食材
- 白米(お粥も◎)
- 豆腐やはんぺん
- 冷凍の刻み野菜
- 魚の煮つけ(骨なし)
- 挽き肉系の料理(ハンバーグ・そぼろなど)
- ポタージュスープや具の小さいグラタン・シチュー
顎変形症手術後の食事関連記事はこちら
▶食べやすいレトルト&冷凍食品まとめ
▶痛みが出た食材まとめ
また、冷凍便でお弁当を届けてくれる、柔らかい食事宅配サービスがかなり重宝したので、そちらもおすすめです。
食事宅配サービス
管理栄養士監修だから栄養バランスも安心だし、買い物や調理など家事負担からも解放されて、術後、とても助かりました。
柔らかい食事サービスまとめ
柔らかい食事宅配サービスの詳細はこちら
▶顎変形症手術後におすすめ「柔らかい食事」宅配サービス3選
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【まとめ】術後1~2ヵ月は日常生活で不便さを感じる
顎変形症の手術後、退院したからといってすぐに元気になるわけではありません。
退院してから6週間ほどは、正直言って「元通りの生活」とは程遠いです。
- ご飯は制限つき
- 長時間歩けない
- 顎が安定しない
- 鼻の感覚が鈍い
- 睡眠環境も調整が必要
特に術後1〜6週目は回復のための大事な期間ですので、安静にしつつ、出来るだけ栄養を取って、早めの回復を心掛けてください。
日常生活にはいろいろな支障がありますが、工夫次第で快適に過ごすことも可能です。
同じように顎の手術をされた方や、これから受ける予定の方の参考になればうれしいです。
「あのときはつらかったなあ」って、笑える日が必ず来るので、頑張りましょう。
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